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薄毛は予防できる! -脱毛症診療ガイドラインを紐解く-

薄毛をどう思いますか?僕は好きでも嫌いでもないですけど、自分がハゲるのはイヤです。

古来より男性も女性も悩ませ続けた薄毛ですが、現代医療は素晴らしく、薄毛が進行するのを予防する研究については非常にエビデンスが蓄積しています。(毛髪ゼロの状態から髪を生やすことについてはあまり研究は進んでおりませんが)

ということで今回は「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版 日本皮膚科学会(https://www.dermatol.or.jp/uploads/uploads/files/AGA_GL2017.pdf)」を紐解きつつ、どのように薄毛を予防していけばいいのかについて紹介していきます。


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まず結論から

はじめに結論を言ってしまうと「男性ならフィナステリド内服+5%ミノキシジル塗布女性なら1%ミノキシジル塗布」ということになります。

僕自身も外来で患者さんにフィナステリドを処方しており、自分自身も内服することで確かな効果を実感しています。

なんでハゲるの?

そもそも薄毛とは、毛の成長期が短くなり、毛の成長が止まる休止期が多くなり、さらに頭髪が細く短くなり,最終的には頭髪が皮表に現れなくなる現象です。

徐々に毛の成長期が短くなり・・・
さらに毛は細く、薄く・・・
最終的には表皮に発毛しなくなる

20代男性の10%、30代で20%、40-50代で40数%と年齢とともに頻度も高くなり、発症には遺伝と男性ホルモン(テストステロンやジヒドロテストステロンなど)が主に関係しています。

一方、女性では男性とやや異なり、男性ホルモンでは説明できない場合も有り、若干治療法も異なります。

治療法

最初に結論でも言いましたが、現状として最も効果が立証されているのが「男性ならフィナステリド内服+5%ミノキシジル塗布女性なら1%ミノキシジル塗布」となります。

注:フィナステリドにおいては稀ですが肝機能障害や性機能減退、男性不妊症への影響なども懸念されるため、肝疾患をお持ちの方や今後パートナーとの妊娠計画などがある際は注意しましょう。

注:ミノキシジル塗布も、少ないながら痒み、皮膚炎などを起こすこともあるので、受診したクリニックの先生としっかり相談してもらったうえで治療を継続していきましょう。

ミノキシジルの「内服」は危険。

ミノキシジル塗布が効くなら内服したら更に効くのでは?とお思いの方もいるでしょうが、それは非常に危険です。

当初としてミノキシジルは降圧剤(血管拡張薬)として開発されましたが本邦では
認可されておらず、もし内服した場合は副作用として血圧低下による動悸、めまい、胸痛などの心臓血管系疾患を惹起する可能性があります。

他の治療法、市販薬とかはどうなの?

上記治療以外には

  • 自毛植毛、もしくは人工毛の植毛
  • LEDレーザー照射
  • アデノシン塗布
  • カルプロニウム塗布
  • t-フラバノン、サイトプリン、ペンタデカンなどの塗布
  • ケトコナゾール塗布

などなど数多くの治療法候補が上がりますが、いずれもフィナステリド内服、ミノキシジル塗布と比較して治療効果は劣ります。やってもいいけど、やらなくても・・・といった感じです。

余談

余談ですが、こういった治療を行わずとも自毛が生えてきた!という方もいます。そのような方はしっかりとした食生活、禁酒禁煙、良好な睡眠、運動習慣を心掛けたことが功を奏したのが実際です。薬に頼りたくないという方はまず生活習慣の見直しを図ってみてはいかがでしょうか。

まとめ

主に皮膚科(男性なら一部の泌尿器科、女性なら一部の産婦人科でもOK)などに相談の上、「男性ならフィナステリド内服+5%ミノキシジル塗布女性なら1%ミノキシジル塗布」。さらに生活習慣の改善を図れば尚良し。

それではまた。

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